『最高の時、最悪の時』

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 誰もが悩みを抱えていると思う。大小は様々だが、悩みを持たない人間など存在しない。また人には調子が良い時と悪い時の「波」がある。今まさに悩んで、苦しんでいる人も居るだろう。それは調子の波が悪い時なのかもしれない。ただ波というのは下降し続けるという事は決してない。いつになるかは分からないが、必ず上昇する。そう考えれば、最悪の時というのは、最高の時なのかもしれない。なぜならあとは良くなるだけだからである。勿論これは単純すぎる発想なのかもしれないが、先(未来)にある光(希望)を信じる事が大切なのではないか。僕はこれまでどうしようもない不安に襲われた時、くもりガラスに「希望」という文字を書いて、ひたすら希望を信じて、不安を乗り越えてきた。光を信じる事だけで、人は困難に打ち勝てるのだと思う。
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