1人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
美しき虹が消えた。私の一番大好きな虹が消えた
あの日、雨が止み、私の前に虹が現れた
長い間、私はその虹だけを見続けた
長い間、私はその虹に魅了された
この世で最も清く、美しく、素晴らしい虹だった
私はその虹を追いかけ続けた。その虹をつかみたかった
その虹は私には高すぎた。私には遠かった
どんなに追いかけても、近付くことすらできなかった
そして、やはり虹は消えた。つかむことはできなかった
そしてまた、私の目の前は、雨が降り出した
私はずっと忘れたくない。美しい虹があったことを
忘れたくない。その虹があった楽しい日々を
忘れたくない。虹を見た時の喜びを
この雨がいつか止み、また虹が現れるなら
また同じように、美しい虹であってほしい
最初のコメントを投稿しよう！