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「なぁ…お前面接で言う事考えたか？俺かなり考えちゃったよ…」
「俺は…その場で考える…」
「はぁ？お前寝れなかったって言ってたじゃん。考えて寝れなかったんじゃねぇの？」
蓮は驚いた顔で直希に聞いた。
「えっ何で？俺は飲み過ぎて気持ちわるかっただけだぞ」
「お前ってやつは…」
「お客さん着きましたよ」
「おっ間に合ったな…」
直希は涼しい顔をして降りていく。
「あっ待てよ。これ、お釣りはいいです」
蓮も慌ててタクシーを降りた。
「ここか…」
「あぁ」
２人が降り立った目の前には高くそびえ立つビルがあった。
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