入学―驚愕の出会い

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それから内田に案内される感じで一日過ごした。 内田の高いテンションで場が盛り上がった。 「もうこんな時間だ。内田さん、そろそろ帰ったほうがいいんじゃ?」 「そうだね。でも、内田さんって呼ぶのやめない? 早紀でいいよ」 「わ、わかった。じゃぁな、早紀」 かなり恥ずかしい。 会っていきなり下の名前で呼ぶなんて今までなかったからな。 「優樹、バイバイ!!」 女子に優樹と呼ばれるのは前の彼女以来だな。 あまり慣れない。 早紀と別れて家に向かう。 家では母さんがキッチンで、恐らく夕食を作っている。 俺は部屋に入るとベッドに潜った。
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