55人が本棚に入れています
本棚に追加
/185ページ
気がついたら周りの物が
見えなくなった。
真っ暗になったと
いう訳ではなく、
あれは目を閉じて
太陽を見るような
黄緑の光しか見えない
状態だった。
そんな状態で
歩いてしまったため、
何かに鼻を強打した。
その直後、
目が見えるようになり
目の前には
フスマの柱があった。
どうやら、
これにぶつかったようだ。
鼻を押さえながら、
茶の間にあるテレビの方に
目がいった時、
電源の切れた
ブラウン管テレビの画面に
私がうつっていた。
それには私だけではなく、
私の後ろに、
なにかがうつっていた・・・
最初のコメントを投稿しよう!