45人が本棚に入れています
本棚に追加
/128ページ
不思議そうに見つめるレディの目は興味津々だった。
『あぁ、ダンテと…
ッ?!』
言いかけたネロの背後から突然ダンテが現れ、ネロの口を塞いだ。
『待たせたな、坊や。先を急ぐぞ』
ダンテの手を押し退け、眉をしかめるネロ。
『何すんだよ?!』
ダンテはちらっとレディに視線をやると無視して歩き出した。
『今回のパートナーは貴方って訳ね』
レディはダンテの背中を眺めながらそう言うと、ネロにニコッと微笑んで去って行った。
迷わないようダンテの後を追うネロ。入り組んだ通路を奥へ奥へと進んで行き、今自分がどの辺りに居るのか全く分からない。
最初のコメントを投稿しよう!