chapter.Ⅱ

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不思議そうに見つめるレディの目は興味津々だった。 『あぁ、ダンテと… ッ?!』 言いかけたネロの背後から突然ダンテが現れ、ネロの口を塞いだ。 『待たせたな、坊や。先を急ぐぞ』 ダンテの手を押し退け、眉をしかめるネロ。 『何すんだよ?!』 ダンテはちらっとレディに視線をやると無視して歩き出した。 『今回のパートナーは貴方って訳ね』 レディはダンテの背中を眺めながらそう言うと、ネロにニコッと微笑んで去って行った。 迷わないようダンテの後を追うネロ。入り組んだ通路を奥へ奥へと進んで行き、今自分がどの辺りに居るのか全く分からない。
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