chapter.Ⅱ

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テントの中に入る二人。 中には何もなかった。 ダークスーツを身に纏った老人が一人立っているだけだ。 『…?』 ネロは右腕が妖しく光るのに気付き、ダンテに尋ねた。 『妙だな…此処』 『せっかくのパーティーなんだ。大人しくしてろよ、坊や』 ダンテは老人にカードを手渡し、足元にある紋章の上に立った。 すると地下へと続く階段が現れた。 老人に見送られながら階段を下りて行くネロとダンテ。
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