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『して、何が知りたいのだ?』
『フン…分かってるんだろ?』
ダンテは鼻で笑って呆れた顔をしてみせた。
『予想はついておるがの』
『予想が外れる事を望んでるなら、残念ながら期待には添えない』
『…何故だ?』
『…』
ダンテは黙り込んだ。
『おいおい!何なんだよ?!全然、話が見えてこねぇ』
二人の間に割って入るネロ。
『急に現れて。ちゃんと説明しろよダンテ!』
ダンテは食ってかかるネロをじっと見つめた。
大歌劇場に沈黙が流れる、朝の清らかな空気の冷たさが重くさえ感じられる程。
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