chapter.Ⅵ

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『これでリンクが開くのか』 ダンテはフォーナから受け取った賢者の石を見つめている。 『ちょっと待って、話が見えてこないわ。貴方達は知り合いなの?』 レディはせき立てるように尋ねた。 『少し違うかしら。彼は契約者で、私は彼を導く者。そしてネロはリンクを開くための犠牲』 『リンクって…それに』 レディは納得行かないのか更に質問しようとしたが 『リンクを知る事はできないわ。貴方は此処から排除される』 フォーナの言葉通り紫の魔法陣が表れレディは一瞬の内に消えてしまった。
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