chapter.Ⅵ
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『なぁ、ダンテ…あんたリンクを開くのは失ったものを取り戻すためだって言ったよな?』 『あぁ』 ダンテは堂々とネロの瞳を見つめ返し答えた。 その真剣な眼差しにネロは右手をぎゅっと握りしめる。 長い沈黙の間、フォーナはただ黙って二人の様子をじっと見ていた。 そして穏やかな口調で話し始める。 古の昔に想いを馳せながら…
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