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『彼は何もなかった砂漠に色々な物を齎し、やがて一つの文明をも築き上げたわ。そしてこの地に眠る小さな石を見つけ出した』
『それが、この賢者の石』
『えぇ』
『ただの石だったのか?』
『彼以外の皆はそう思っていたわ。だけどその石には莫大なチャクラが秘められていたの。そしてそのチャクラが彼を内側から壊してしまった…
』
『それで、あんたとその男はどういう関係が?』
『彼の宮廷に仕えていた占星術師が私を神の使いとして傍に置き、やがて崇められるようになった。私は猫の起源で人々は私をリビアと呼んだ。今の名、フォーナは千年王がつけた呼び名よ』
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