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『ダンテが欲しておるのは賢者の石だ』
ネロは不思議そうに魂の書の方を見た。
『賢者の石?石なんて何に使うんだよ』
『そこまで答える義理はない。とにかくそれの在り処を教えてくれ』
ダンテの返答にムッとなるネロ。
『リンクを開くつもりか?』
魂の書はダンテが何をするのか察しがついているらしく、簡単には石の在り処を言おうとしなかった。
『得るとは失うに等しいのだぞ…』
するとダンテはエボニー&アイボリーを構え、魂の書に向けた。
『これはお願いじゃない、言うつもりがないなら他を当たる』
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