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『天命の書板って?』
フォーナはネロの方を向いて微笑む。
『魂の書の事よ。正確に言うと、天命の書板の一部分。遥々昔、天の懐にあった天命の書板を盗み出そうとした者がいた。それこそが、千年王を操り太陽を殺そうとした者。雷鳥のアンズー…今はコキュートスの永久氷河に幽閉されているわ』
『こんな小さな石にそんな力が…』
複雑な表情のダンテ。
ネロには絵空事のように聞こえる話だ。
『…』
そんなやばい石を使って何しようとしてんだ…ダンテは…
俺は相当やばい事に首突っ込んだんじゃねぇのか?
どの道ダンテが何かするための犠牲って事に変わりはないんだろうけど
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