45人が本棚に入れています
本棚に追加
『フォーナ!聞こえてんだろ?!これ何とかしてくれよ!』
ネロは封印を両の拳でドンドン叩いたが、フォーナはにこりと微笑むだけで微動だにしない。
諦めて俯くネロ。
(何で…
何でだよダンテ。
あんたの視線はいつも何処か遠くにあって…
それでも、その視線に優しさを感じることができたんだ。
それは俺の勘違いか?
俺はダンテにとってどんな存在だ?
バージルの身代わり…
否、違うな…只の邪魔物か…)
覚悟して目を閉じる。
最初のコメントを投稿しよう!