chapter.Ⅶ

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『フォーナ!聞こえてんだろ?!これ何とかしてくれよ!』 ネロは封印を両の拳でドンドン叩いたが、フォーナはにこりと微笑むだけで微動だにしない。 諦めて俯くネロ。 (何で… 何でだよダンテ。 あんたの視線はいつも何処か遠くにあって… それでも、その視線に優しさを感じることができたんだ。 それは俺の勘違いか? 俺はダンテにとってどんな存在だ? バージルの身代わり… 否、違うな…只の邪魔物か…) 覚悟して目を閉じる。
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