1月9日

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「お待たせ!先生連れて来たよ!!」 「マジで?」 待合室の扉を開けて、私は二宮くんの元へと駆けて行く。 「先生、こちらです。今をときめくスーパーアイドル、嵐の二宮くんです!」 「ちょっと…余計な肩書き、要らないから。」 ちょっと照れた顔してる二宮くんを、笑顔で見てると。 「はああぁぁ…。」 隣から大きなため息が聞こえた。 「…先生?」 振り返ると腰に手を当てて、眉間にシワを寄せる先生。 「あのさぁ…私、疲れてんの。暇ならもう、帰って良いから」 .
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