1月9日

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「えっ、ウチ!?」 慌てて腕を掴む彼の手から逃れると、二宮くんは腕を組んで。 「…じゃ、どこ行くのよ?」 呆れたように私を見た。 「どこって…ご自分の自宅に帰ったら、良いんじゃないかと…」 そんな彼に苦笑いすると、二宮くんは眉間にシワを寄せる。 「自分の家に帰ったって、何も解決しねーよ。それよりはアンタと一緒に居たほうがまだ可能性あるわ」 そして私は再び腕を掴まれて。 「ホラ、案内して!」 「や、ちょっと…その前に着替えさせて!この鳥みたいなカッコで外、出歩けない!!」 無理やり外へと連れ出された。
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