1月10日

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「おい、何時まで寝てんだよ。起きろ」 肩を揺すぶられて、起こされる。 「あー…?」 「あー…?、じゃねーよ」 重たい瞼を何とか開けば、そこには私を見て呆れた顔したアイドルの男の子。 「…えっ!?」 「…えっ!?、じゃねぇよ。早く起きろって」 今度は冷たい目で見られた。 何だか二宮くんは、すっごく不機嫌。 何でなんでしょうか…? 「お前何時まで寝てんの?もう、16時だよ」 大きなため息が聞こえて、時計を見れば。 あら、ホント… もうこんな時間なのね。 「いや~、時間が経つのって早いねぇ」 そう言いながら、コタツに入ると。 「…コラ、ゆっくりしてる暇なんかないんだよっ。ほら行くぞ!」 「えええぇぇぇ…」 首根っこを掴まれて、引きずり出された。
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