1月10日

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「おいっ…、かなり前に話をしたって言え!」 すると二宮くんは私の肩を叩く。 「はいはいはい…あの、スイマセン」 戻ろうとするマネージャーさんを、大きな声で呼び止める。 「何ですか?」 「あの、和也くん…かなり前に話をしたと思うんですけど」 私が困った顔でそう言うと。 「…でも、誰も聞いてないってことでして」 マネージャーさんは、迷惑そうな顔。 「おい…マネに“その話をした時、相葉くんも居た”って言えっ」 すると二宮くんがまた私の肩を叩いて、そう言った。 「え…大丈夫なの、それ?」 「はい?」 思わず二宮くんに返事したら、マネージャーさんが首を傾げる。 「バカっ。返事するな、早く言え!」 二宮くんに怒られ、私は苦笑いして。 「あの…確か相葉くんが一緒に居る時に、その話をしたって…そう言ってたんですけど」 私がマネージャーさんに迫って言えば。 「じゃあ…身分証、見せていただけます?二宮と従兄妹って関係を証明して頂きたいんですけど」 「え…」 私はピンチに陥った。
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