1月10日

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「…お前は彼女か!」 二宮くんがツッコミ入れる。 マネージャーさんは、 「な、何ですか!?」 すっごく嫌そうに私から離れて。 「警察呼びますよ?」 私を警戒する。 「いや、それだけは勘弁して!正直に言いますからっ!!実は私の隣に二宮くんが居るんですっ」 「はぁ?」 大事になりそうな予感に驚いて、思わずホントのことを口走る。 「お前っ…何で言うんだよっ!言ったら余計に怪しまれるだろ」 すると二宮くんが私の肩を掴んだ。 「もう無理だよ、ここは正直に言って謝ろう?」 肩を掴む手を振り払うと。 「…てことで、スイマセンでした!!」 私はマネージャーさんに頭を下げ、手を合わせた。
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