1月10日

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20分後―。 「お待たせしました、こちらへどうぞ」 マネージャーさんが戻って来て、私はテレビ局に入ることに成功。 「やった!」 「はぁ…良かった」 私しか見えない二宮くんと共に、嵐が居るスタジオに潜入。 「…あ、ご挨拶しますか?」 そう言って、マネージャーさんは私に声掛ける。 「挨拶する、って言え」 二宮くんが耳元で囁く。 「はい、喜んで」 そう答えて、私は嵐が居るスタジオの片隅に移動した。 「…こちら、二宮の従兄妹に当たる」 「二宮亜希子です。よろしくお願いします!」 元気良く挨拶をする。 “♪~♪~♪~” と、突然マネージャーさんの携帯電話が鳴って。 「あ、スイマセン…ちょっと失礼します」 そのまま携帯片手に立ち去って行った。
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