1月10日

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「何か、俺の前で…ニノが見学の話を、したみたいなんですけど。全然覚えてなくて…スイマセンでした」 そう言って、相葉くんは頭をペコッと下げる。 「良いんですよ~覚えてる訳ないんですからぁ」 「えっ?」 ニッコリ笑う私に首を傾げる相葉くん。 「おいっ、余計なこと言うなよ」 「あ、そっか…」 二宮くんにツッコミ入れられて、頭を掻く私を。 「…………」 3人が冷ややかな目で見る。 「あ…はは、気にしないで下さい」 「ったく、もー」 苦笑いしてその場を誤魔化すと… 「亜希子さんっ!!」 「えっ!?」 突然相葉くんが、私の手を掴んだ。
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