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「何か、俺の前で…ニノが見学の話を、したみたいなんですけど。全然覚えてなくて…スイマセンでした」
そう言って、相葉くんは頭をペコッと下げる。
「良いんですよ~覚えてる訳ないんですからぁ」
「えっ?」
ニッコリ笑う私に首を傾げる相葉くん。
「おいっ、余計なこと言うなよ」
「あ、そっか…」
二宮くんにツッコミ入れられて、頭を掻く私を。
「…………」
3人が冷ややかな目で見る。
「あ…はは、気にしないで下さい」
「ったく、もー」
苦笑いしてその場を誤魔化すと…
「亜希子さんっ!!」
「えっ!?」
突然相葉くんが、私の手を掴んだ。
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