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「なななな…何ですか!?」
驚いて、私は固まる。
「俺…俺…」
相葉くんの小さな顔がどんどんと近づく。
「わわわわ」
私は顔を真っ赤にして。
「俺……もう、ダメ…」
「………っ!!」
覚悟を決めて、目を閉じた。
「何してんだよ、相葉ちゃんっ!!」
すると櫻井くんが慌てて私達に割って入る。
「相変わらず変な奴…」
二宮くんがそんな光景を冷ややかに見ていたら。
「…相葉ちゃん、ニノがあんなことになって…最近、情緒不安定気味なんだよ」
松本くんが切なそうに、相葉くんを見た。
「ニノ…ニノっ」
その澄んだ瞳から、大きな涙を零す相葉くん。
「…………」
櫻井くんも松本くんも、涙は流さずとも哀しそうな顔をしていた。
「…………、」
私はそんな光景に胸を痛め、二宮くんを見ると。
「…………。」
彼らと同じ様な顔をしていた。
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