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「あの、私…実は二宮くんの従兄妹でも何でもないんです!!スイマセン!!」
私は我慢出来ずにそう叫ぶ。
「え!?」
驚く相葉くん、櫻井くん、松本くん。
「お前、何言って」
「実は二宮くんは…幽霊になって今、私の隣に居ます!!」
「えーっ!?」
またまた驚く相葉くん、櫻井くん、松本くん。
「そして…、何だっけ?」
エヘッと笑って、二宮くんを見れば。
「はぁ…このバカっ」
と私の頭を叩いた。
「痛いなぁ、何すんの?」
「あのね…突然んなこと言って、信じられるわけないでしょ?もうちょっと段階、踏んで言えっつーの!」
腕を組んで、私を睨む。
「私は取り合えず簡潔に言って、それから説明しようと思ったの!」
「それはお前の考えだろ?俺は俺なりの考えがあるの、勝手なことすんなよ!!」
「何よっ!人にやらせといて、偉そーっに!!」
ワーワーと言い合いしてると。
「…………。」
私を明らかに怪しむように見る3人。
「あ、の…」
「ホラ見ろ。もう絶対信じてもらえなくなったぞ…お前のせいだからな」
そんな3人の様子に、二宮くんはムッとする。
「だって…」
私がそう言って、困ってると。
「…ねぇ。ニノ、元気になったの?」
誰かがそんなことを呟いた。
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