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「へ…?」
振り返ると、そこには。
「ニノの声がさっきからチラチラ聞こえるんだけど…」
机で突っ伏してた身体を起き上がらせる、
「どこに居る?」
大野くんの姿が在った。
「え、ちょっと待って。大野さん、聴こえるの!?」
二宮くんが近づくと。
「え、何これ…どこに居るの、ニノ?」
大野くんはキョロキョロ辺りを見回す。
「ちょ、待って…智くん、マジで言ってんの?」
櫻井くんが青い顔して言う。
「リーダー、ふざけんのもいい加減にしろよ?」
松本くんは信じられないのか、怒ってる。
「えーマジで!?俺も見たいっ、ニノどこ!?」
相葉くんはウロウロし出した…
「やったー!!さっすが、我らがリーダー!大好きっ」
と言って、二宮くんが大野くんに抱き着く。
「えっ、」
だけど二宮くんは、その身体をフッとすり抜けた。
「…どしたの?」
私が二宮くんに言うと。
「………触れないんだけど。」
と、自分の手を見つめて驚いていた。
…つづく。
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