1月10日

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「へ…?」 振り返ると、そこには。 「ニノの声がさっきからチラチラ聞こえるんだけど…」 机で突っ伏してた身体を起き上がらせる、 「どこに居る?」 大野くんの姿が在った。 「え、ちょっと待って。大野さん、聴こえるの!?」 二宮くんが近づくと。 「え、何これ…どこに居るの、ニノ?」 大野くんはキョロキョロ辺りを見回す。 「ちょ、待って…智くん、マジで言ってんの?」 櫻井くんが青い顔して言う。 「リーダー、ふざけんのもいい加減にしろよ?」 松本くんは信じられないのか、怒ってる。 「えーマジで!?俺も見たいっ、ニノどこ!?」 相葉くんはウロウロし出した… 「やったー!!さっすが、我らがリーダー!大好きっ」 と言って、二宮くんが大野くんに抱き着く。 「えっ、」 だけど二宮くんは、その身体をフッとすり抜けた。 「…どしたの?」 私が二宮くんに言うと。 「………触れないんだけど。」 と、自分の手を見つめて驚いていた。 …つづく。
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