1月11日

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「はぁ…」 ひとりでコタツに入って、ため息を吐く。 昨日、二宮くんを嵐の元へ連れて行き。 そこで大野くんだけが、見えない二宮くんの存在に気付いて。 そこで私はお役目御免ってことになり、 「うん。良いことしたな、私」 自宅にひとりで帰ったのだった。 …今頃、二宮くんはどうしてんだろ? 嵐のメンバーと楽しく過ごしてるのかな? だよね… 全く知らない私と居るより、気心知れた仲間と居る方が良いよね。 嵐の皆に、自分の存在に気付いてもらえて良かった… って、安心して笑ってるんだろうなぁ。 「…あ、サイン貰うの忘れた~」 思い出して、コタツの天板に突っ伏した。 ガッカリとした気分になって、天板の上に頭を転がす。 「……あーあ、握手も相葉くんとしかしてないし。」 さらに、ガッカリとした気分になって頭を転がす。 けど… それとはまた、違う気持ちに気付く。 そう、少しだけ… 少しだけだけど。 「はぁ…」 二宮くんと離れたことに、私は寂しさを感じていた。
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