2🍀雪の多い静かな日
5/5
読書設定
目次
前へ
/
80ページ
次へ
心臓の止まる瞬間は、はっきりとは解らない。 心臓は 雲のように音を消す。 一生懸命見ていても、ゆっくり風で流れていってしまう淡い雲のように繊細だった。 『止まる』 『消える』 というよりも、 『遠のく』 と言う表現がピンときた。 私は流れ逝く父の命と共に涙を止めて 『お疲れ様』 って微笑んだ。 呼吸が止まり、15分が過ぎていた。
/
80ページ
最初のコメントを投稿しよう!
344人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
27(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!