Story1

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『ん?』 将悟の右隣りの人が立ち上がった。 将悟は何故かその人を見た。 その瞬間 「え…?」 「那波楓。【ナナミカエデ】」 そう冷たい声で言ったのはさっきの少女だった 将悟は目が離せなかった 『那波楓さん…』 将悟は少女…楓の名前が知れて嬉しくなった。 『しかも同じクラスの席が隣…』 将悟の鼓動が高鳴った。 将悟は楓を見たまま固まっていると、 「なに?」 やはり冷たい声でそう聞かれた。 「い…いや。なんにも」 将悟は慌てて前を向いた。 岡田先生がいろいろ言っていたが聞いてなかった。  
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