Story1

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「初めての友達だったからかな?」 将悟はちょっとだけ悲しそうに言う 「初めて?」 結城は普通に驚いていた 「そうだよ?今まで友達なんて居なかった。ずっと一人だったんだ…だから今すごく嬉しいんだよ」 将悟はとても嬉しそうに微笑みながら言った 「そうか。でも一人ってのは言い過ぎじゃないか?家族とか居るわけだし」 結城は困ったように言う 「家族がいたら…ね」 将悟は無表情になった 「どうゆうことだ?」 結城は気になって問う キーンコーンカーンコーン チャイムが鳴り 「はい。帰っていいぞ~」 岡田先生がそう言った
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