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「やだよ。
私は三年間将悟を待ってた
ずっと寂しくて辛かったけど…またこうして会えたの!」
将悟は楓の声を遮り言う
「俺はお前の待ってた将悟じゃない。
記憶も無いし体も動かない
もう…ほっといてくれないか?」
「私は将悟を待ってたの!
たとえ記憶が無くなっても、体が動かなくても関係ないの。
貴方は私が待っていた嶋村将悟…
それは変わらないからずっと傍に居たいの。
将悟が家に帰ってくるまで一緒に頑張るのッ!」
楓は将悟に訴えるように言った
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