Story5

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「お前が勝手に言ってるだけだろ」 「違うよ! 今は記憶が無いからわかんないだけだよ!」 楓はそう言うと 「そうだな。記憶が無いからお前に刷り込まれてもわかる訳が無いな」 「なんでそんなこと言うの?」 「さぁな。みんな今すぐこの部屋から出ていけ」 将悟は言った 「じゃあまた来るから」 達哉がそう言いみんな出て行ったかに思えたが 「なんでお前は帰らない」 将悟が言うと 「三年前からここで寝泊まりしてるから」 楓は答えた 「今すぐ自分の家に帰れ」  
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