Story5

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「しなくていいって言ってんだよ! 俺に構うな!俺の前から消えろ!」 将悟は怒鳴った 「…」 楓は何も言わずに将悟に近づき 「触るな!」 将悟の手を握り揉み始めた 楓は両手の掌から腕の付け根、両足の爪先から足の付け根、 仰向けなので腰周りと脇腹、両肩を5時間掛けてマッサージした 「フゥ…」 楓は額から汗を流していた 「なんでだ?」 将悟が呟いた 「ん?」 「なんでそこまでする?」 「将悟と外を歩きたいから。 将悟と暮らしたいから」  
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