プロローグ

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食べ終えた将悟は食器を片付けると、コーヒーを煎れ始めた。 「やっぱり朝はコーヒー飲まないとね…」 そう言って将悟はコーヒーを飲み始める。 毎朝コーヒーを飲むのは将悟の日課になっていた。 「そろそろ行こうかな」 そう言い、写真の前で手を合わせて座った。 「母さん父さん、行ってきます」 将悟は立ち上がり戸締まりをし、部屋を出た。 将悟の住んでいるアパートのすぐ近くに駅があり、駅から20分程で学校に近い駅につき、そこから10分歩くと学校に付く。 「今は…8時25分、 ギリギリか」 そう呟き、駅に行き電車に乗った。
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