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「電車ってなんか慣れないな…」
将悟は電車を降り、駅を出て歩き出した。
「この辺の建物は…」
将悟は呟いた
学校付近は将悟のアパートの辺りより、都会みたいだ。
高層ビルがちらほら見える。
「ん?」
歩いていると、少女らしき者が屈んでいるのが見えた。
近づいてみると、
「鷹の紋章…」
高ノ宮生だということは分かった。
「ねぇ…、君どうしたの?」
将悟が声を掛けると、
少女は将悟の顔を見た。
その時、将悟は
『え…?』
将悟は暫く時間が止まったように動けなかった。
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