第一章 日常

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「ヒカルー‼起きなさい‼何時だと思ってるの⁉遅刻するわよ‼」 ヒカル「分かってるよー‼」 ヒカルは眠たい目をこすりながら制服に着替え、学校指定の黒いバッグを持って居間に降りていった。 顔を洗い、歯をみがき、いつものようにお気に入りのワックスをつけ、髪をたたせ、家を出ようとしていた。 母「ヒカル、ご飯は⁉」 ヒカル「いいやー、途中コンビニ寄って何か買ってくー。」 母「あらそう。部活終わったら早めに帰ってくるのよ??あんた昨日も遅かったでしょ??」 ヒカル「はいはい、分かってるよ。」 そうしてヒカルは家を出て中学生の頃から乗っている自転車に鍵を差し、家の前の坂を下り学校へ向かって行った。
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