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｢…美智？｣
｢え？なんでもない｡
文化祭楽しみだねぇー｡｣
｢…ん｡｣
｢でも何でいきなり合同？｣
涼は首を傾げる｡
｢一緒にやりたい､って…
言った､ら…なんか｡｣
｢…な､なるほど｡｣
そりゃ涼様から頼まれちゃーね｡
｢美智の､メイド､可愛い｡｣
｢や…きもい､と思う｡｣
｢…絶対､可愛い｡｣
真剣に言う涼に思わず照れる｡
｢…まぁ､期待しないでね｡｣
｢する｡｣
珍しく即答する涼｡
｢な…｡｣
驚いて涼を見ると｡
｢な…｡｣
また同じ言葉を言ってしまった｡
だって｡
涼が…意地悪な笑みで私を
上目使いで見ていて｡
かっこいい…｡
｢涼…その表情､禁止｡｣
｢？…うん｡｣
首を傾げまたいつもの無表情｡
無意識だったのか…！
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