…溢れた想い

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「お兄ちゃん数学、教えて。」 「夏休みの奴か?」 「……ん、一応埋めたんだけどあってるかな?」 「見せてみろ!………………」 「どぉ?」 「……間違えてる。」 「ど…何処?」 「全部、どっか違う。 この数字 何処から出て来た?あっ?」 「えっと、んと、何か、たぶん、 雰囲気。」 「んだぁ?数学に雰囲気はいらねえ!」 「あのぉ、 もっと優しく……恋人同士な感じで。」 「あっ?何ぶつぶつ言ってんだ。」 お兄ちゃんには ロマンチックは無理みたい
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