…それから

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結華も真琴も二十歳で若い母となり、 相変わらずの可愛さは、あるものの 母の強さを、身につけていた。 「結華…ちょっと太ったか?」 「ん、子供産んだ後、もどんなくってぇ。」 上目遣いに、はにかんで話す口調は、 昔のままだった。 「こん位が丁度いい。」 新庄が、結華の顔を見ながら話す。 真琴が俺の隣で、何度も頷いた。
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