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作詞、作曲、歌の全てが自分。
作詞、作曲、歌…
この全てが一人で出来る理由は完全に私に降りかかった『とある理由』による急激な感性の成長が促した結果だ。
私のデビュー曲の曲名は『私のイージス』…
わずか五歳で『イージス』と言う言葉を使うのも注目を集めた理由だ。
そして歌は物語にしてある。
歌の中には主人公がいる…
喜びと幸せの世界から絶望のどん底にたたき落とされる…
その絶望のどん底でも自分を守ってくれる存在…
その存在によって主人公が再び喜びと幸せの世界に舞い戻れるのだ。
その時自分を守ってくれた存在のことを神話の『イージスの盾』をモチーフに曲を書いた。
私の中では喜びと悲しみと心の支えを歌う傑作だった。
それがネットの世界で話題になったのだから、この作詞、作曲、歌を全て自分でやったことは大成功だったとしか言いようがない。
しかし、この成功のせいで作詞家さん、作曲家さんが私に寄り付くことがなくなってしまった…
計算上では有り得たとはいえ、実際にそうなってしまったのは痛手だ。
スタートが良すぎるのも、幼い間から自力で成功し過ぎるのもマイナス…
私がこの世界に入って学んだことの一つだ。
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