1.はじまり

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4月。 俺は、南中学校に入学した。 『今日から俺も中学生か。』 そんな事を言いながら入学式を終え、俺は家にむけて帰っていた。 すると、 『お~ぃ、西田ぁ~。』 と、呼ぶ声がしたので俺はその声がする方を見た。 すると、そこには見覚えのある人がいた。 『浅原先輩、こんにちわ。』 と、俺は挨拶をした。 そう俺を呼んだのは【浅原 大将】先輩で、俺が小学校の頃から仲のよかった先輩だった。 『よっ、元気か。』 と、浅原先輩が言ってきた。 だから、俺は、 『元気っすよ。先輩こそ元気ですか。』 と、聞いた。 すると、 『俺は元気だよ。てか、先輩って言われたら何か恥ずかしいな。』 と、浅原先輩は恥ずかしそうに笑いながら言った。 そして、少し世間話などをしていた。
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