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悟られたくなくて、
嫌われたくなくて、
今日も俺はちゃんとアイツと話せていただろうか?
口の減らないあの男と、俺はどんな風に話していたのだろう。
ギクシャクしてしまう。
(こんな気持ちも俺だけか)
そう考えると虚しくなってしまう。
(成る可く考えないようにしよう)
そう思ってはみても、意識してしまうから、どうしたのかと聞かれてしまう。
顔が熱い
自分でも解るほどに熱を持っている。
“恋”と云うモノを初めてした俺には少し刺激が多すぎたか?
いつまで経っても気付かないアイツに俺は振り回されっぱなしの片想いだった。
end.
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