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『zzZ…zzZ…』
俺はぐっすりと布団で寝ていた。
すると意識の外から、ぼんやりと女子の声が聞こえてくる。
『龍~!!起きろー!!お腹すいたー!!
ねぇー…龍ったら!!』
………何を言ってるかまだ寝ぼけててよく聞き取れなかったから、俺は再び目を閉じた。
『龍?起きないと息止めちゃうよ?』
『…zzZ…』
…
…
俺は急いで目を開けた。
息苦しさを感じたから。
奈々が俺にまたがり、俺の口の中に舌を突っ込んでいた。
ご丁寧に鼻までつまみながら。
『…ップハ💦
お、お前何やってんだよ!!』
『だってェ。龍が何言っても起きなかったんだもん!!』
『…わかったよ。わかりましたよ。
仕方ねえだろ?俺は疲れてんだって…
…で?何の用?』
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