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好きな人とは一緒にいたいですよね。
できればずっと。
ずっと、ずっと、ずっと。
それが生きてるかは関係ないのです。
もしも私以外の女の子が近寄ってきたら。
私のお友達以外だったら。
きっと私は殺しちゃいたいくらい嫉妬しちゃいます。
あ、でもねでもね、拒否じゃなくて私を受け入れて殺してくれるならすごく嬉しいことなのです。
あ、そういえば前に、聞かれた答えだけどね、楽しいですよ。
血液見るの。って、言うの忘れてました。
あ、離れたくないからGPSとか付けたいですの!
うん。
それにカメラ付けますよね。
体の一部でももらえたらもらうけど、髪の毛とか毛はいらないです。
でもでも首なら欲しいです!
え、もしも浮気したら?
んー、殺るならもちろん相手の娘ですよね。
だって誘惑した娘が悪いんですもの。
……私の話、聞いてました?」
「正直聞きたくなかったです」
「なんでですかっ!」
「………」
僕は、彼女が手にしているそれに視線が外せない。
「……それ」
指をさして聞いてみる。
「え、それ?……っ!」
彼女はそれを隠す。
「えと、何でもないです!違うですよ!」
「何が違うのかよくわかりませんが、そんなもの、持たないようにしてくださいね」
「はい…」
そして、その日は彼女と別れた。
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