始まり

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突然声をかけられ 私は振り向く。 そこには、私と同い年くらいの女の子が立っていた。 「これ、あげる!」 そう言って渡されたのは アイスだった。 「い、いいよ……」 知らない子から何かを貰うなんて いけないよね……。 「いいよいいよ!家にいっぱいあるし!」 ────貰っちゃおうかな…。 私は、アイスを受け取った。 「……ありがとう」 「んーん!どういたしまして!」 女の子は ニコッと笑った。
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