始まり

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──────それがきっかけで その女の子と仲良くなった。 彼女は、ゆりちゃんと言うらしい。 私とゆりちゃんは すぐに仲良くなった。 昨日のドラマとか 好きな食べ物とか 他愛もない話ばかりしてた。 でも、楽しかった。 ──♪~♪~♪~♪♪~…… 町中に 帰宅時刻を知らせる音楽が流れる。 「「……帰んなきゃ…」」 見事にハモってしまい 私達は顔を見合わせて笑った。 その後、お互いの家の電話番号を交換して そのまま家に帰った。 ─────ゆりちゃんが 私の後ろ姿を見て 不気味に笑っているとも知らずに…………。
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