決断

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今日の仕事はゆっくりめだからゆっくり家まで帰ることにした 昇降口から校門まで来るのにそこそこ時間が掛かったからやっぱりこの学校は無駄にでかいななんて思いつつ足を進める そういえばすっかり忘れていたが、昼休みが終わって教室に戻ると澪璃も透もそして真咲も無事に復活してなんだかわからないが項垂れていた 次の休み時間になると真咲がガシッと両手で制服の襟首を掴みながら訴えてきた 「魅花!どうして起こしてくれなかったの!? どうしてくれるのよ!あぁ~…折角の目の保養がぁ~」 「いや、起こせる状況じゃなかったし…ってか目の保養って…υ それなら澪璃とか透とかでもよくない?」 「ちっちっち… 分かってないねぇ魅花は 澪璃と透は萌え担当なの!だから目の保養とは別枠なんだよね…」 「へー…よく分かんないけど、ようはあの二人じゃ目の保養になんないってこと?」 「んーまぁそんな感じ♪ じゃあ罰として今日は魅花んち連れてけ!」 「別に良いけど、アタシ居ないよ?」 「良いの!綺羅君が居ればね♪」 「…なんか酷くない?はぁ…りょーかい」 ってなわけで、小うるさいのがさっきからずっと隣で喋り続けている アタシが一人帰ってると思ったそこのアナタ! ふっ…まだまだだね←こら
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