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アタシの反論に対して真咲はちっちっちとそれはそれは誇らしげに語りだした
「甘いなぁ~魅花は、今私はね綺羅君を立派な執事に育てあげようと教育中なの!
だから、家族間と言えど敬語は使わなきゃ、ね♪」
いや、ね♪って言われても…υ
てかやっぱり執事だったんだ
今更だけど
うん、我が弟ながら似合ってる
カッコイイわぁ~黙ってれば
「なんでまた執事?」
「いや~女装とかは散々したし、残るわこういう執事とか男性キャラコスしかないでしょ?」
女装とかしたんだ…畜生、見たかったぜ←
あとで真咲に写真見せてもらお
「えっと…順番逆じゃない?」
「んーまぁどうでもいいじゃない」
なんて会話してると洗い物を済ませて綺羅がやってきた
「お勤めご苦労様でした。夕食はどうなさいますか?魅花様」
「…えっと、外で食べて来たから要らないよ
だから出ていく時に言ったようにして…あとなんかキモいから敬語と呼び方いつもどおりにして」
いやカッコイイよ?カッコイイんだけど普段の綺羅を知ってる分何だかキモく感じてしまうのだ
「敬語は無理でしょうが、呼び方なら構いませんよね?ま、お嬢様」
「ええ、構いませんわ」
綺羅はイライラしながらだが、真咲はすっかりノリノリだ
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