決断

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あれからしばらくの間 様々なコスプレ(主に女物)を着せられ 着替える度に キャーカワイイ! だの …ふつくしい だのコメントを残し写真に納めていく 物によっては何処からか持ち出したウィッグや小物を持たされ 指示されるままにポーズをとらされた 姉貴もこんな風に仕事してんのかな? なんてふと考えてしまった まぁ姉貴の場合は普通だけどな… ハァと溜め息をつくと真咲がフフフと笑い出した 「真咲?」 不思議に思って声を掛けるとニヤリッと笑った 「…さて、じゃあそろそろ今日の本題いってみようか♪」 話し終わる頃には爽やかな笑顔を向けていた 今まであれだけ騒いでおいて それは本題では無かった、と… ふむ、かなりの度合いでヤバイ感じがするんですけど!? 「本題って何だよ?さっき散々楽しんでたじゃないか!」 「ん?あれは、私の栄養剤♪っとこれからする事への保険」 ほ、保険すか!? 益々ヤバそうなんですが… クソー! こんなことになるくらいなら撮ろうとしたときもっと抗っとくんだった 「そうそう本題はね… "綺羅君を執事にしちゃおう!大作戦"」 「はぁ!?」
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