突然の知らせ

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突然の知らせ

親父と出掛けた次の日   俺はいつも通りに 昼過ぎに起きた。   だけどなんだか いつもと違う。   やけに静かだ。   不審に思い ドアをそっと開ける   玄関の方を見ると 二人の男とお袋が 話をしていた。   すると突然 お袋が地面に座り込み 泣き出した。     一人の男と目が合い こっちに来るように 手招きで呼ばれた。     「〇〇署の者ですが、この度はご愁傷様です。」   意味が分からなかった。   俺の顔を見て分かったのか 一人の警察官が 言葉の意味を教えた。   「斎藤昌也(さいとう まさや)さんが、昨日の夜に事故でお亡くなりになられました。」
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