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約束の日の朝、8時。
今、恭也は鼻唄を歌いながら朝食を作っている。
フンフフ~ン♪
ジューとベーコンの焼けるいい臭いがする。
ガラッ
季穂『…ん~?…おはよ…』
まだ眠いのか、覚醒しきっていない季穂が起きてきた。
恭也『あ、おはよ!顔洗ってきな♪』
笑顔で季穂に挨拶を返す恭也。
季穂『はぁい』
そして、洗面所へ行く季穂。
恭也(あ!朝食のうちに今日のこと言わなきゃ!)
カチャカチャ
恭也『季穂?話があるんだ』
季穂『はひ?』
ご飯を口に詰めながら話す季穂。
これがまた笑えるんだが、生憎恭也は真剣。
恭也『はぁ、早く飲み込みなさい。で、話は、俺がアイドル?になるらしい…』
ガタン
季穂『ふんふん………はぁ!?』
恭也『季穂…耳が痛い…。もうすぐ迎えが来るから。季穂、一緒に行く?』
季穂『!!う、うん♪』
恭也『そ♪じゃ、早く食べてね!10時に迎えが来ちゃうから』
それからは、季穂が騒がしかった。
まだどうなるのかわからないのに、慌てている。
ちなみに、季穂は、
陸野季穂 リクノ キホ
恭也が入る尚嘉学園の中等部の3年に転入が決まっている。
とゆうか、季穂はこの1年海外にいただけなので、友達からしてみれば帰ってきただけだが…。
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