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そして約束の10時。
ピンポーン
恭也『あ、来た!』
すぐに玄関へ行き、客を招く。
優子『迎えに来たわよ~!』
どうやら気分上々なようだ。
恭也『あの…実は…』
バタバタ
季穂『お兄ちゃん!!あ!ごめんなさい!』
優子『あら♪その子が恭也君の妹さんね?丁度いいから、ついでに一緒に行きましょ♪』
恭也『…!!ありがとうございます!』
季穂『やった♪』
優子『じゃ、行きましょ!』
マンションの1階に降りると、車が待っていた。
恭也『あの…』
優子『あれに乗るの!』
恭也『…はい…』
そして、車中…
優子『これは一応、恭也君の送り迎えに使う車。で、運転してるのは、生田昌伸さん♪』
昌伸『よろしくな!ちなみに、マサさんでいいから』
と優子さんの紹介の後に前を向いたまま言った。
マサ『つか、着いたぞ』
恭也『ありがとうございました!またお願いします』
マサ『あぁ!じゃ、待ってっからよ!』
そして、優子さんと恭也と季穂は3人ででっかいビルへ入っていった。
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